雑記

粘菌生活

先日、出版社から一冊の本をいただきました。粘菌生活のススメ: 奇妙で美しい謎の生きものを求めて作者: 新井文彦,川上新一出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2016/05/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る粘菌の生態から楽しみ方まで記…

ドールハウス

それは1月最後の日、『博物学者のおみやげ展』の搬出も無事に終わり、2月から始まるハコ豆さんの個展『冬のお散歩2』の搬入をのんびり眺めていたときのこと。 夫がとある作品に釘付けになりました。ああ、これは…。 これは仕方ない、一目惚れというものです…

『博物学者のおみやげ展』終了しました

うみねこ博物堂×ひよこまめ雑貨店『博物学者のおみやげ展』、昨日1/31をもちまして無事に終了いたしました。 お越しくださった皆様、本当にありがとうございます。海福雑貨さんのある相模原市に引っ越したことで、こまめに納品したり様子を見にいったりする…

世界を手中に

今日は『博物学者のおみやげ展』用の商品を、海福雑貨さんに少々追加しに行ってきました。 …納品に行ったはずなのに、うっかり買い物もしてしまいました。地球の模様のロリポップ(飴)です。直径約3cm、アメリカ製。北米大陸が映っています。 写真を撮るた…

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。東林間の『ナツメヒロ』さんが正月から営業していると聞き、挨拶がてら行ってきました。 消しゴムはんこ作家でもある久奈屋さんの福袋を購入。レトロな雰囲気のカレンダーが素敵です。ついでに近くの神社に寄ったら長蛇の列…

戦利品

『オダサガ文化祭』および『いきもにあ』に来ていただいた皆様、ありがとうございました。 お客様の中にはこのブログを楽しみにしてくださるという方もいらっしゃり、その、…大変申し訳ありません。ちゃんと書きます。 イベントのレポートは『うみねこ博物堂…

アリさんゾウさん

昨日はクロオオアリ(多分)の結婚飛行の日だったらしく、道路のいたるところを巨大なアリがうろついていました。はやく新居が見つかるといいですね。 かわってこちらはペットのクロカタゾウムシの様子。 冬場は動きが緩慢だったのに、最近はちゃっちゃかち…

ピンノ

アサリを買ったときのこと。 ボウルに塩水を張って砂抜きをしていたら、いつの間にやらカニがアサリに乗ってハサミを振っていました。 カニにしては柔らかそうな殻、歩くのに向いてなさそうな脚。貝と共生するカニ、カクレガニ(カクレガニ科 Pinnotheridae …

アボカド

あっという間に春になり、今日はもうエイプリルフールですね。 今年もブログを全然書かないまま一年を過ごしてしまいそうなので、些細な話でもいいから更新していこうと思います。 昨冬に植えたアボカドの種が芽を吹きました。最初は水耕栽培で育てていまし…

『はつゆめ』展

中学・高校の同級生であるAyako NakamuraとYuko Gotoが合同で作品展をすると聞き、京都へ観に行ってきました。「は つ ゆ め ha tsu yu me Yuko Goto + Ayako Nakamura 作品展」場所は二条の北にある『マヤルカ古書店』。 降りるバス停を間違え散々迷いまし…

反省

今年は全ッ然ブログを書きませんでしたね。申し訳ありませんでした。 書くべきことはたくさんあったのですが。 例えば、ヒツジ柄のぽち袋を作ったこととか。 (maroneさんと海福雑貨さんで販売中です!) どんぐり(スダジイ)の粉で白玉ぜんざいを作ったこ…

オモチ続報

ペットのコクゾウムシ「オモチ」の話の続きです。コクゾウムシは米粒に産卵されるわけですが、自然の状態と違って籾がないため、幼虫時にうっかり米粒を食い破って出てきてしまうことがあります。 周囲に米があればそれを食べて育ちますが、裸のまま蛹になる…

コクゾウムシ

『昆虫大学』のリポートと感想を書こうと思っていたのに、すっかりタイミングを逃してしまいました。なので戦利品自慢をひとつだけ。 消しゴムはんこ作家の『だるま屋』さんによるコクゾウムシ手ぬぐいです。 手染めの手ぬぐいに消しゴムはんこをぺたぺた捺…

おかいもの

今日は『オダサガ文化祭』の開催日でした。 私は今回、所用のため参加しなかったのですが、結果的にその予定がずれ込んでスケジュールが空いたので、客として行ってきました。 オダサガ文化祭の前に、近くの大和駅で行われた骨董市へ。 掘り出しものはなかっ…

寸詰まり幼虫・その後のおまけ

虫の話ばかりで何ですが、あかたんも無事に羽化しました。 大きな黒い目が印象的。 掃除をさぼってるのがばれるから、窓の桟にくっつかないでほしいです。 午前中に出掛ける用事があり、羽化の様子は見られませんでした。 というより、私が外出するのを見計…

寸詰まり幼虫・その後

アオスジアゲハ幼虫の「あおたん」が無事に羽化しました。ありし日の姿(終齢幼虫)。約4cmあります。この数日後に蛹になりました。アオスジアゲハの蛹は、胸がとがった不思議な形をしています。 このでっぱりは、クスノキの葉の先端そっくり。うまく擬態し…

寸詰まり幼虫

ひとによっては閲覧注意。今日はイモムシの話です。 去年の今頃だったか、アオスジアゲハの幼虫を見つけて連れ帰ったものの寄生蝿にやられていて悲しい思いをしました。 アオスジアゲハは、神社や公園に植えてあるクスノキなどの葉を食べるため、街なかでも…

アクアマリンふくしまWSレポート(1)

7月26・27日に、消しゴムはんこのワークショップを行いました。場所は福島県、企画展『むしの学校』を開催しているアクアマリンふくしまです。 ワークショップの前に、まずは館内を物見遊山下見したので、今日の記事は水族館の紹介です。最初の展示は古生物…

ハマダンゴ&おしらせ

夕暮れの浜で、ハマダンゴムシを見つけました。指の間で「ぎゃー死ぬー食べられるー」とばかりに暴れるハマダンゴ氏。食べませんよ。 ハマダンゴムシ自体は打ち上げられた海藻や死骸などを食べる、海の掃除屋さんです。オカダンゴムシ(花壇などにいるごく普…

ホラー

久々のブログ更新でこの写真を出すのもどうかと思いますが。とある雑木林で怖いものを見ました。 パンダの正体は朽ちたベンチ。怖くて座れませんでした。

徒花

街路を埋め尽くすナガミヒナゲシも散り、ワルナスビの花咲く季節となりました。外来種に四季を感じるのも微妙な気分です。 ヒナゲシといえば。 近所にポピーが野放図にはびこる地帯があり、てっきりどこかの庭からのこぼれ種が繁殖したのかと思っていたので…

骨董市

日曜日、骨董市めぐりをしてきました。 最近はビンの価格が高騰してしまい、手を出せる品はあまり見つからないのですが、今回はこの3本がお手頃かつ可愛かったので買いました。バリカン油の瓶、三越ブランドの香水瓶、謎の小瓶。 香水瓶は柑橘のじょう嚢を模…

ぶじ終了

先週の「オダサガ文化祭」にきてくださった皆様、ありがとうございました。 今回、当店のブースは部屋の最奥でした。左隣はウッドバーニング(木の表面を鏝で焦がして模様を描く技法)のマトリョーシカや雑貨を作るta-nyaさん、右からはVEGETABLE CAFE RUSH…

やれやれ

雪だるま作りから一夜が明け、玄関のドアを開けた私の目に飛び込んできた風景はこんなでした。 埋没するいそはえとり号。 積雪は40cmくらいでしょうか。ひざまである雪をかきわけながら夫は出勤し(最寄りの私鉄は運休していたため、2時間かけてJR駅まで歩い…

にくい顔

この顔にやられて衝動買いしました。 そもそもなんで水あめに一休さんが描かれているのかと思って調べたら、水あめに関連する説話が見つかりました。内容を読んでみると、狂言の『附子(ぶす)』とほぼ同じ話。どうやら、似たような話が主人公とシチュエーシ…

ツノゼミ

ブログ更新をさぼっているうちに、なまけっとから1週間が経過してしまいました。来てくださった皆様、ありがとうございました。おかげさまでイベントは大成功で、1300人もの方に御来場いただけたとのこと。当店ブースも盛況で、ほとんどの品が売り切れてしま…

今季のクワコさん

年に数度のイモムシ(クワコ)ネタです。 幼虫が苦手な方はUターン、もしくは悪寒に耐えながらご覧ください。 近所のマンションに、それなりに大きな桑の木があります。 樹高は4mちょいぐらい、勝手に生えてきたにしては青々と茂って、初夏には甘い実をたん…

鉄製マーブルチョコ

先日、久々に骨董市へ行きました。 もちろん目当てはビンでしたが、残念ながらこちらは良い品がみつからず。切手(観賞用ではなく、実用のための10円切手)も探していたのですが、こちらも見つかりませんでした。 ついつい無駄遣いしてしまったのは釦です。 …

(゚Д゚)

※虫ネタです。 ある朝、食卓の上になにやらモフモフした茶色い物体がいるのに気付きました。 あ、蛾だ。 洗濯物を干すときに侵入したのかと思って手を伸ばし、それから二度見しました。 なんでクワコがここに……。ひよまめ「お前、もしかして…『こだま』…?」…

ヒメシロコブゾウムシの貴重な産卵シーン

表題のとおり、本日は虫ネタです。 ヒメシロコブゾウムシはどこにでもいる普通種ですが、ネット検索では意外と卵写真が見つかりません。ちょうど産卵を見かけたので、この機会に記録しておこうと思います。 春に育ててたイモムシ達は寄生虫にやられてしまっ…