にくい顔

この顔にやられて衝動買いしました。


そもそもなんで水あめに一休さんが描かれているのかと思って調べたら、水あめに関連する説話が見つかりました。内容を読んでみると、狂言の『附子(ぶす)』とほぼ同じ話。どうやら、似たような話が主人公とシチュエーションを変えて点在するようです。


水あめを手に入れた和尚さんが、ひとりじめにするために「これは子供が食べると毒になる」と小坊主達に嘘をついて隠すものの、一休さんたちは和尚の留守中にこっそり食べてしまい…というのが『一休と水あめ』の話。
言い訳するため、一休さんはわざと和尚の宝物の茶碗を割り、「死んでお詫びしようと水あめを全部なめましたが、まだ死ねません」と和尚さんに泣きつくというオチです。

あらためてパッケージのイラストを見ると、もう「和尚ざまあwww」と嘲っているようにしか見えません。ちょっと和尚がお気の毒。


この水あめは、千切りの生姜&黒糖と煮てシロップにしました。
甘みよりも生姜の辛さが際立ちます。一休さんなみの辛口。

イラストが気に入ってしまったので、印刷して瓶のふたに貼ってます。