2014-01-01から1年間の記事一覧

反省

今年は全ッ然ブログを書きませんでしたね。申し訳ありませんでした。 書くべきことはたくさんあったのですが。 例えば、ヒツジ柄のぽち袋を作ったこととか。 (maroneさんと海福雑貨さんで販売中です!) どんぐり(スダジイ)の粉で白玉ぜんざいを作ったこ…

オモチ続報

ペットのコクゾウムシ「オモチ」の話の続きです。コクゾウムシは米粒に産卵されるわけですが、自然の状態と違って籾がないため、幼虫時にうっかり米粒を食い破って出てきてしまうことがあります。 周囲に米があればそれを食べて育ちますが、裸のまま蛹になる…

豆乳

無調整豆乳を買ったものの、持て余してしまいました。飲みきれる気がしないので、染めものに利用しようと思います。草木染めの染料は、布に含まれるタンパク質に結合して定着します。ウールや絹はほぼタンパク質なので濃く染まりますが、木綿などは染まりに…

コクゾウムシ

『昆虫大学』のリポートと感想を書こうと思っていたのに、すっかりタイミングを逃してしまいました。なので戦利品自慢をひとつだけ。 消しゴムはんこ作家の『だるま屋』さんによるコクゾウムシ手ぬぐいです。 手染めの手ぬぐいに消しゴムはんこをぺたぺた捺…

営業服

昆虫大学用に作った品は、ご紹介した以外にもkami-bagやブックカバーなどいろいろあるのですが、写真も撮らずに会場に発送してしまいました。 なので今回は番外編。 イベントや委託先のお店に行く時に着られるような昆虫柄の服地を探していたところ、大学の…

南の島の貴婦人

チョウのはんこも作りました。オオゴマダラは日本最大級のチョウです。 美麗な姿から「南の島の貴婦人」と呼ばれ、同名の焼酎も作られている…らしいのですが、私が聞いたことのある二つ名は「風に舞う新聞紙」。身も蓋もない形容ですが、本当にそんな感じで…

ミツバチのささやき

せっかくのイベントなので、新作はんこを彫りました。 ミツバチです。もふもふ感をなるべく忠実に再現しようとしたら、かなり細かい造形になりました。 正直言って二度と彫りたくないです。 このミツバチはんこをプラ板に捺して、アクセサリーを作ることにし…

シミとセンチと

昆虫大学まであと1週間を切りました。 今回も紙魚栞をご用意しています。 このシリーズには珍しい、明るい青や真っ赤な栞もありますので、気になる色はお早目に。 たまにはキッチュなデザインの品も良いかと思い、フェルトを手縫いしたブローチを作ってみま…

イラガ繭ピンズ

今回の『昆虫大学』でも、イラガ繭モチーフのグッズを作る予定です。まずはハンコを作り直し。 プラ板はものによって縦横の収縮率が違うため、前回彫ったハンコでは縦横比がおかしくなってしまいました。 左が昨年に作ったもの、右が今回のハンコ。微妙に縦…

『昆虫大学2014 in横浜』のおしらせ

若干いまさらですが、おしらせです。 11月2日・3日に行われる『昆虫大学2014in横浜』に出展いたします。 昆虫大学の詳細は公式サイトをご覧ください。 今回の校章モチーフは「ウラジロカンコノキの花(左:雌花、右:雄花)」と「ハナホソガの一種」です。ハナ…

夜のおやつ

栗を買ったので栗ごはんを作り、余った分でおやつを作りました。最初は渋皮煮を作る予定でしたが、うっかり下茹でしすぎて実が崩れてしまったため、栗きんとんになりました。次はちゃんと渋皮煮を、そして茹で汁で染めものもしたいな…と考えています。

おかいもの

今日は『オダサガ文化祭』の開催日でした。 私は今回、所用のため参加しなかったのですが、結果的にその予定がずれ込んでスケジュールが空いたので、客として行ってきました。 オダサガ文化祭の前に、近くの大和駅で行われた骨董市へ。 掘り出しものはなかっ…

寸詰まり幼虫・その後のおまけ

虫の話ばかりで何ですが、あかたんも無事に羽化しました。 大きな黒い目が印象的。 掃除をさぼってるのがばれるから、窓の桟にくっつかないでほしいです。 午前中に出掛ける用事があり、羽化の様子は見られませんでした。 というより、私が外出するのを見計…

寸詰まり幼虫・その後

アオスジアゲハ幼虫の「あおたん」が無事に羽化しました。ありし日の姿(終齢幼虫)。約4cmあります。この数日後に蛹になりました。アオスジアゲハの蛹は、胸がとがった不思議な形をしています。 このでっぱりは、クスノキの葉の先端そっくり。うまく擬態し…

夏の空き地コーミング

最近はビーチコーミングにもディギングにも行く機会がなく、ビンの蒐集はさっぱりです。が。 縁というか何というか探せば見つかるもので、空き地で古いビンを拾いました。街道沿いの更地に落ちていたビン2種。イトイラズ(直径4.3cm×高さ3.8cm)に関しては夫…

夏休みの工作

8月上旬、フェルトでクワガタムシのぬいぐるみを作りました。 体長約13cm、コクワガタをモデルにしたものの頭部がちょっと小さくなってしまい、夫に「シカクワガタみたい」といわれてしまいましたが、まあまあ良い出来だと思います。 このクワガタの胸部を押…

petit tomato

自分の服を縫いました。(利用した本のタイトルを忘れてしまったので、後日追記します。) 元のデザインはコクーンシルエットのワンピースでしたが、丈を短くして側面にのみゴムを入れました。布地はダブルガーゼ。この布、一見したところ水玉模様ですが、よ…

寸詰まり幼虫

ひとによっては閲覧注意。今日はイモムシの話です。 去年の今頃だったか、アオスジアゲハの幼虫を見つけて連れ帰ったものの寄生蝿にやられていて悲しい思いをしました。 アオスジアゲハは、神社や公園に植えてあるクスノキなどの葉を食べるため、街なかでも…

アクアマリンふくしまWSレポート(おまけ)

私がワークショップをした日は、別室でペーパークラフト教室も行われていました。 そのときの講師の川崎さんから型紙をいただいたので、帰宅後に作ってみました。 ダイオウグソクムシとカブトムシ。本来はもっとシンプルなデザインですが、勝手に関節をつけ…

アクアマリンふくしまWSレポート(2)

さて、今回のはんこ教室は企画展『むしの学校』のワークショップということで、昆虫柄の消しゴムはんこを作ります。 用意した図案はこの6種類。ちいさなお子さんでも彫れるよう、なるべくデフォルメした形にしました。はんこのサイズは5cm×7.5cmと大きめです…

アクアマリンふくしまWSレポート(1)

7月26・27日に、消しゴムはんこのワークショップを行いました。場所は福島県、企画展『むしの学校』を開催しているアクアマリンふくしまです。 ワークショップの前に、まずは館内を物見遊山下見したので、今日の記事は水族館の紹介です。最初の展示は古生物…

ハマダンゴ&おしらせ

夕暮れの浜で、ハマダンゴムシを見つけました。指の間で「ぎゃー死ぬー食べられるー」とばかりに暴れるハマダンゴ氏。食べませんよ。 ハマダンゴムシ自体は打ち上げられた海藻や死骸などを食べる、海の掃除屋さんです。オカダンゴムシ(花壇などにいるごく普…

金魚栞とポストカード

新作のお知らせです。前々回に作った金魚はんこのバリエーションを増やし、栞とポストカードに仕立てました。maroneさんと海福雑貨さんで販売中です。 はんこのサイズは縦4cmくらいです。金魚の品種は、左から琉金、ランチュウ、土佐金、蝶尾。 下絵のウロコ…

ホラー

久々のブログ更新でこの写真を出すのもどうかと思いますが。とある雑木林で怖いものを見ました。 パンダの正体は朽ちたベンチ。怖くて座れませんでした。

キントト

夏が近づくたびに「今年こそは彫ろう!」と思い、そして毎年挫折するはんこモチーフがあります。それは金魚。金魚の世界は奥が深すぎて、調べれば調べるほど、どんな金魚が「いい形」か分からなくなってしまうのです。成魚と幼魚で模様や体型が異なることも…

アーティチョーク

先日、初めてアーティチョークを買って食べてみました。 その茹で汁が緑色に染まっていたので、例によって染めものに使いました。絹糸を染色。残念ながら、茹で汁の緑は再現できませんでしたが、鉄媒染で灰色に、酢を加えて酸性にしてからミョウバン媒染で黄…

徒花

街路を埋め尽くすナガミヒナゲシも散り、ワルナスビの花咲く季節となりました。外来種に四季を感じるのも微妙な気分です。 ヒナゲシといえば。 近所にポピーが野放図にはびこる地帯があり、てっきりどこかの庭からのこぼれ種が繁殖したのかと思っていたので…

骨董市

日曜日、骨董市めぐりをしてきました。 最近はビンの価格が高騰してしまい、手を出せる品はあまり見つからないのですが、今回はこの3本がお手頃かつ可愛かったので買いました。バリカン油の瓶、三越ブランドの香水瓶、謎の小瓶。 香水瓶は柑橘のじょう嚢を模…

ぶじ終了

先週の「オダサガ文化祭」にきてくださった皆様、ありがとうございました。 今回、当店のブースは部屋の最奥でした。左隣はウッドバーニング(木の表面を鏝で焦がして模様を描く技法)のマトリョーシカや雑貨を作るta-nyaさん、右からはVEGETABLE CAFE RUSH…

いよいよ明日

もうひとつ、ギリギリまで作っていたのはハンコ。 いそはえとり画伯による「らくがきハンコ」、今年は小さいサイズのものも彫りました。手帳やメモなんかに捺してはいかが? レジンを使った粘菌アクセサリーも、ようやく形になりました。 ルリホコリやムラサ…