ひろいもの

懐古趣味

4日のビーチコーミングで、もっとも「惜しい!」収穫が下の小壜。かつて駄菓子屋で売られていたラムネ壜ですが、残念なことに底が欠けています。底の直径2.5cm、高さ8.3cm。一口サイズです。 左の破片はおそらくニッキ水。ひょうたん型をしていたはずです。 …

情報求ム!

正体のわからない瓶も拾ってしまいました。遠目には酒瓶のようですが、高さは約13cmと小さめ。首が細く長く、しかも傾いでいます。いつの時代の、何が入っていたのでしょうか。 「半」というロゴと、「小原」の文字がエンボスされています。ロゴは「カネハン…

波打ち際にて

十数メートル先を歩いていた夫が、満面の笑みを浮かべて振り向きました。なにか良い品を見つけたようです。満面の笑みすぎて気色悪…いえ、なんでもありません。 夫が手にしていたのは、高さ6cmの薬びん。この形のものはいくつか持っているけれど、青い色をし…

初採り

先週まで寝込んでいたとは思えないはしゃぎっぷりで、浜乞食に行ってきました。わーい海だ拾いものだー! お昼は久しぶりにmaroneさんで食事。新メニューの「アツアツ白玉ぜんざい」を食べたくて寄りました。バターで焼いた白玉は、表面がカリカリで中はとろ…

メーヴェ

いやあ王蟲つくるの楽しいです。けど、このままだと怪しいフィギュア制作ブログになりかねないので、今日は女子っぽい(?)ネタで。 波崎の砂浜に漂着していた鳥の形の小物入れ。体長14cm。拾ったときズシリと重かったので陶製かと思ったのだけど、よく見る…

道端にて

野良化したコムラサキシキブが実をつけていました。晩秋になって葉が落ちると、小さな実でも薄紫色が映えて目立ちます。 一枝失敬して、海で拾った小瓶に挿してみました。化粧水か香水が入っていたらしきこの小瓶、銀化して虹色に光るのですが、写真だと全く…

どんぐり…ではない

先月の浜歩きで見つけた、1cmほどの木の実。ドングリに似ているけれど、それにしては角ばっていているし、ヘタの部分がドングリとは異なる気がします。調べようにも、どこから手をつけらばいいのやら…。 と思っていたら、ひょんなところから答えがわかりま…

うきうき

昨日拾ったガラス浮きを、針金とビニル製の縄を外して洗いました。 重さを測ったら125gありました。確実なことは言えませんが、普通のコップと同じくらいの厚み(1mmちょっと?)がありそうです。製造過程でできたおへそが内側で盛り上がっていて、上から見…

高速代がかさむ

何回海に行けば気が済むんですか我々。いっそ海辺に転勤してほしいと思う今日この頃です。 「うちの会社、海辺に支店ないよ」そうですか、残念。 さて、今日のビーチコーミングはというと…私はハマナタマメと思われる漂着豆をひとつ拾っただけでした。ほかに…

まめぞう

ジーンズのポケットをまさぐったら、3センチほどの象が出てきました。そういえば20日に波崎で拾ったような気が。忘れててごめんよ。 おなかをよく見ると「HONG KONG」の文字がありました。

おとと

波崎の砂浜に落ちていた、10cmほどのビニルのおもちゃ。すっかり色あせていますが、かつては赤かピンク色だったようです。 この辺りにはよく中国語やハングルの瓶などが漂着しているので、もしかしたらこの子も大陸生まれかもしれません。

朝顔・瑠璃・姫瑠璃

今回の浜乞食については夫のブログの方が詳しいので割愛。珪化木とかワニグチモダマとか、彼は良いものを拾ってます。なんとなく悔しい。 先週の台風で打ち上げられたとみられる、青い貝殻。左2列がアサガオガイ、次の2列がルリガイ。右端に1個だけヒメル…

浜歩き

銚子・波崎の海岸に行ってきました。潮が満ちる前に出かけよう、ということで5時起床。眠いよう。 例によって夫は昆虫採集、私は浜辺で拾いものです。成果は…うーん、いまいちかも。ビー玉を数個と貝類などを拾いました。貝はまだ写真を撮っていないので、…

昨日のつづき

「清快水」を作った胡文虎の伝記より、清快水に関する文章をご紹介。千葉県立中央図書館からのレファレンス回答にあったものです。 「次のインターネット情報は、中国語の記載であり、情報の信頼度が分からないため、手掛かりの範囲としてですが、参考までに…

しらべものは楽し

以前紹介した「虎標清快水」の正体がわかったのでご報告。図書館にレファレンス依頼を出しておいたところ、きっちり調べてくれました。「インターネットの情報については、信頼度がわからないため、参考程度に」とのことですが、新聞や雑誌の記事が元になっ…

残念賞

銀化ガラスといって、海底に埋もれたガラス瓶などが化学変化をおこして、虹色の光沢をもつことがあります。 今日、砂浜を歩いていたら、七色に輝く小瓶(高さ9.7cm)を発見! 喜び勇んで持ち帰り、洗ってみたら…光沢が消えました。油汚れだったようです。あ…

調べものの森で迷子

先日の浜歩きで夫が拾ったナゾの薬瓶。正面に虎のマーク、側面には「虎標清快水」「CHINKAWHITE」とエンボスされています。サイズは約4cm×2cm×10cm。 「虎印」ではなく「虎標」なのがひっかかり、帰って調べたところ、やはり中国の製薬会社のものでした。こ…

小汚い(過去形)

先月のビーチコーミングで、洗うのに最も難儀した瓶。詰まった泥は出てこないし、表面は緑色の藻が付着してぬるぬるするし、しかもフジツボが2つ張り付いていました。正確には夫の拾いものです。私が横領しましたが。 フジツボは帰宅後にペンチで破壊し(フ…

ダビデの星

瓶底の六芒星が気になって拾ったボトル。磯でも通ったのか、側面はキズだらけです。 星のまわりにある文字は、かろうじて「AICHI TOMATO CO」と読めます。 愛知トマト? 確か名古屋に本社のあるケチャップ会社があったような・・・あ、カゴメだ。 ウィキペディ…

群青

昨日拾った両口式点眼瓶にもまして嬉しい拾いものが、こちらの小壜。青い! きれい! 28mm×17mm×66mmと、可愛いサイズ。表には「眼病専門 精贒水」、裏には「本舗 田邊厚生堂」とあります。 精贒水とは、硫酸亜鉛を主成分とした目薬の名前。日本初の点眼薬で…

コバルトブルー

干潟に行ってきました。夫が葦(ヨシ)の茂る原っぱで虫採りをしている間、私は例によって浜乞食です。今日は大漁。洗い終わったものから順に掲載したいと思います。干潟の拾いものは完品が多いのだけれど、泥や藻がこびりついてて洗うのが大変。 いつぞやの…

鎌倉旅行記・8

7月8日 最後のBC さて、最終日です。鈍色の海にどんより曇り空、風が強いらしく木々が揺れています。ビーチコーミングは早めに切り上げたほうが良さそう。 江ノ電で隣駅に行き、ホテルまで浜沿いに歩いていたら、案の定、大粒の雨が降り出してしまいました…

鎌倉旅行記・6

7月7日 妄想 材木座の崖の下で碁石を発見。たくさんあったということは、崖の上の民家かホテルが流出先? 海に面した縁側で、碁盤を挟んで向かい合う青年と老人。 白「ムム、小癪な手を使いおる…!」 黒「(扇子であおぎながら)おやおや顔色が悪いですよ…

鎌倉旅行記・5

7月7日 材木座へ 七里ガ浜を歩いたあとは、江ノ電に乗って材木座海岸へ。宿場として古くから栄えたこの近辺では、よく馬や牛の骨が出土します。 ところが…ここにもブルドーザーの魔の手が! たいしたものは何も拾えませんでした。 普段は拾わない陶磁器の…

鎌倉旅行記・4

7月7日 瑠璃色の 今日はうす曇り。ホテルの窓から、靄をかぶった江ノ島と富士山がうっすら見えます。 朝は七里ガ浜を散策。昨日みたカツオノカンムリに加え、今朝はミズクラゲがたくさん打ち上げられていました。いつ見ても水まんじゅうです。 七里ガ浜で…

一発ネタで終わらせるつもりだったのに

図書館の「新しく入った本」コーナーにあった本。鳥類の骨格標本図鑑です。 [rakuten:book:13203843:detail] 図鑑というほど固苦しくないので、ガイドブックと呼ぶべきでしょうか。全ページがカラー写真な上に、コラムや解説も充実していて、生物好きには萌…

浜乞食

海まで拾いものにいってきました。 本日の収穫物はこちら。色よりどりのビー玉です。模様のないものはラムネの壜に入っていたものでしょうか。表面が擦りガラスになっていて、砂糖菓子のようです。 イチゴ味っぽいものは直径16mm、ソーダ味が12mm。

続・流線型インク壜

昨日紹介したインク壜のポスター。 当時の広報誌には「現代流行の長所をとりいれ 最も洗練されたる流線型壜の新装を以て発売致しました処 大方御販売店はもとより 世は挙げて絶賛且つ高評を辱(かたじけの)う」したと書いてあり、ヒット商品だったことがうか…

流線型インク壜

春先に海で拾ったインク壜です。 底をみると「PILOT 2OZ MADE IN JAPAN」の文字。なんとなくレトロモダンないでたちです。 パイロット社の企業博物館「Pen Station」で調べた結果、この壜は昭和10年に発売された『パイロット高級インキ 新装流線型壜』だと…

房総は枇杷だらけ

夫と海に行ってきました。 私は例によってビーチコーミング目的です。波打ち際をぶらぶら歩いていたら、この瓶が目に入りました。口の部分が歪んでいて、ガラスに気泡が混じっています。ほんのわずかに紫がかったような、不思議な色合いです。 そういえば、…