初採り

先週まで寝込んでいたとは思えないはしゃぎっぷりで、浜乞食に行ってきました。わーい海だ拾いものだー！

お昼は久しぶりにmaroneさんで食事。新メニューの「アツアツ白玉ぜんざい」を食べたくて寄りました。バターで焼いた白玉は、表面がカリカリで中はとろとろ。すさまじくおいしかったです。

さて、海です。今日は風もほとんどなく、絶好のひろいもの日和でした。ヒトデとミズクラゲが点々と転がる浜を歩いて、小瓶を中心に拾ってきました。
と言いつつ、本日紹介するのは全然「小瓶」ではないこちらの瓶。高さ23cm。

　　　

脇を素通りしかけて、ふと目についたのはエンボス加工された『本日大』の文字。凍えるような海水で洗うと『大日本麦酒株式會社製造』と、右から左に書いてありました。アンティークな予感がしたのでお持ち帰りです。

　　　

大日本麦酒は、サッポロビールやアサヒビールの前身となる会社。1949年にGHQの占領政策「過度経済力集中排除法」によって分社化されたので、この瓶はそれ以前の物ということになります。
ラベルや王冠がないので確証はありませんが、ビール瓶にしては色が薄いので、大日本麦酒が販売していた炭酸飲料『リボンシトロン』の瓶かもしれません。

瓶の肩には、「DAINIPPON BREWERY」の略称と思われる「DNB」を意匠化したロゴがエンボスされています。
それにしても、50年以上前に作られたものが無造作に落ちてるなんて、海はあなどれない…。