引越しました
ご存じの方も多いかと思いますが、諸般の事情により神奈川県へ引越しました。
夫が「仕事やめて雑貨屋やりたい」と言いだしたときはどうやって止めようかと思…思いませんでしたね。金銭的な不安はありますが、労基的にアレな会社で精神と体力をすり減らすより、好きに生きるほうが案外と低リスクというものです。
来春を目標に、標本と雑貨の店『うみねこ博物堂』を開店する予定です。
詳細はブログ『うみねこ博物堂』に綴ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
さて、今週末は『オダサガ文化祭』です。
今回は「うみねこ博物堂」の博物標本に力を入れるため、私の商品はちょっと控えめ。と言いつつ、持っていく品の総額を確認したら、例年とさほど変わりませんでした。
来年のお正月に使えるポストカードもご用意しています。
マンドリル!
ぽち袋もあります。
そのほか、前回お目見えした楽器シリーズや、夫のらくがきブローチなどもありますので、小銭と札束を握りしめてお越しください。
こどもにあ
お知らせです。
12月に開催される『いきもにあ』のプレイベントが、今週末行われます。
場所は京都のけいはんな記念公園、イベント名は『こどもにあ』です。雛や幼獣や幼虫など、「生物のこども」をモチーフにした作家さんの作品が並ぶそうで、子供だけでなく大人も楽しめそうです。
私自身は出展しないのですが、期間中に行われるワークショップ「秋のいきものオリジナルバッグを作ろう!」に使われる消しゴムはんこを制作いたしました。
私が作った柄は全部で10種類あります。
鳥類はツグミ・ミサゴ・カケス。昆虫はナミアゲハ・アキアカネ・アカスジキンカメムシの3種類。葉っぱはクヌギ・コナラ・マテバシイ・ブナの4種です。どれもドングリをつける木ですね。
布バッグに捺すとのことで、くっきりした線が出るようにと、若干デフォルメしたデザインにしました。
今回のワークショップには、「はんこのだるま屋」さんの消しゴムはんこもあります。どんな柄のものを制作されたのかまだ聞いていないのですが、彼女のハンコも生物愛に溢れた凄い作品なので、ぜひともご参加ください!
詳しい情報はこちら→http://togetter.com/li/883205
これはいける
案外ファンが多い夫のらくがき。
以前、レーザーカッターで作った『泣きながら食パンを食べる幽霊』のブローチも方々で好評だったので、満を持して商品化しました。
しかも幽霊だけじゃないよ!
『ほね』と『困惑する電球』は蝶タックピン、他の4種はブローチ金具が裏側についています。
こちらは商品ではなく、ご来場者プレゼント用に作ったマグネット6個セット。抽選で1名様に当たります。
マグネットは(主に価格的な理由で)市販する予定がないのでレアです。ご希望の方はご来場者アンケートにご記入ください。
レーザーカッター所有者の高井さんにイラストレーターの使い方を教わりながらの制作風景。
こんなアホな工作にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
ついでにもうひとつ商品案内をば。
2013年の『むしむし生放送』で丸山先生がつけてた例のアレ、改良バージョンができたので売ります。オダサガ文化祭でつけて練り歩いてください。
この「アリ触角カチューシャ」、実はまだ完成していません。というのも、このカチューシャは立体的すぎて持ち運びに苦労するため、分解した状態で搬入して現場で組み立て(というか縫い合わせ)るからです。
はたして無事イベントでお披露目できるのか? ご期待ください。
楽器と箱と
このところ生物モチーフの作品ばかり作っている気がしたので、たまには別のものを題材にしてみました。
楽器5種。
オーケストラで使う楽器に絞ろうかとか、古典楽器や民俗楽器で揃えようかとも考えましたが、結局描きやすい・判りやすい楽器を選びました。
ブックカバーとコースター、ポストカードにしてオダサガ文化祭に持っていきます。
オダサガ文化祭に持っていく品をもうひとつ。
「トリノカオ」シリーズのはんこを使って紙箱を作りました。
約5cm角×高さ約2cmと、手に乗るサイズです。この箱は内側がピンクですが、箱によって違う色の紙を使っています。
小物入れにしたり、誰かにプレゼントをするときの化粧箱としてどうぞ。
マニアック路線
こんばんは。先日、『みくろにあ』さんに「超マニアックな題材ですごいものを作ることで一部に有名な」と紹介されたひよこまめ雑貨店です。
とはいえ誰得商品ばかり作っていてもニーズがなければどうしようもないので、今週末の『オダサガ文化祭』にむけては一般受けしそうな品もご用意する予定です。
たとえば植物モチーフとか。
……。
みんな大好き食虫植物です。
非常に一般的な種をふたつ選んでハンコにしました。
ハエトリグサ(ハエトリソウ)は北米原産の食虫植物。柄が長いものや短いもの、赤い葉や大型のものもありますが、すべて品種改良によって生み出されたものだそうで、生物学上は Dionaea muscipula という1種なのだそうです。
葉の内側に3本の細い毛が生えており、これに昆虫が2回触れると葉が閉じます。誤作動を防ぐため「2回」触れないと機構が働かないというのが何ともハイテク。
ウツボカズラも代表的な食虫植物です。今回彫ったのは Nepenthes rafflesiana という、国内で最初に導入されたごく一般的な種。
種類にもよるのですが、ウツボカズラの捕虫袋は2つの形があります。
地面から離れた位置にできる袋はラッパ状になるのに対し、地面の際にできる袋は丸型で、2列に並んだトゲのあるヒレは昆虫が登りやすいよう梯子の役割をはたすのだとか。
今回のハンコは、コースターやポストカードになる予定です。
暑中見舞いなどにどうぞ。
ミクロ生物フェスティバル
今週末の6月6日(土)・7日(日)に、京都大学で『ミクロ生物フェスティバル2015京都』というイベントが開催されます。
「ミクロ生物をテーマに、研究の世界と市民の皆さまを繋ぐイベント」だそうで、微生物に関する講演会やワークショップが無料で楽しめるそう。
イベント詳細はこちら↓
https://sites.google.com/site/wjproto/
このイベントに変形菌アクセサリーを出品しないかと『いきもにあ』さんに誘われたので、いくつか制作しました。
『いきもにあ』の本番は12月ですが、今回はその一環として『みくろにあ』の名称で微生物グッズを展示するとのことです。
私の作品は以下の6個。
左からダテコムラサキホコリ(未熟子実体)・キンルリホコリ・ジクホコリ・ルリホコリ・クモノスホコリ・ダテコムラサキホコリ(成熟)です。
ジクホコリを拡大。いつか本物を見てみたいものです。
『いきもにあ』についてはこちら↓
http://equimonia.jimdo.com/
近況はtwitterのほうが詳しく載ってます↓
https://twitter.com/equimonia
「動物園へゾウやキリンに会いに行くように、ゾウリムシやミドリムシに会いに来て下さい」というミクロ生物フェスティバル、京都周辺にお住まいの方はぜひ。
自分のスマホを顕微鏡に改造できるツールの工作会など、楽しそうです(私はガラケーですが…)。
鳥打ち帽
5月も半ばになり、日差しの強い日が増えてきました。
去年まで遣っていたキャスケット帽はずいぶんくたびれているので、新しい帽子を新調したいところです。
作りました。
最近鳥柄が多いですね。
型紙は『はじめて作る帽子 (レディブティックシリーズ no. 3017 ビギナーシリーズ)』を利用。帽子作りの本は数あれど、ハンチング帽は好みのデザインのものがなかなか見つからず苦労しました。
この本ではブリム(帽子のつば)に厚手の接着芯を使っていましたが、どうしても固い芯にしたかったのでポリ芯(1mm厚)に変更。ミシンで縫いにくい部分は手縫いしました。
かぶってみると、なんとなく頭の収まりが悪かったので、夫のハンチングを参考にしながら側面に切り込みを入れ、ベルトで繋ぎました。
後頭部が妙に尖っているのが少々気になります。
型紙を修正しながらあと何個か縫えば上達する手応えがあるのですが、ハンチングばかり作っても要らないのが悩みどころです。