マニアック路線

こんばんは。先日、『みくろにあ』さんに「超マニアックな題材ですごいものを作ることで一部に有名な」と紹介されたひよこまめ雑貨店です。

とはいえ誰得商品ばかり作っていてもニーズがなければどうしようもないので、今週末の『オダサガ文化祭』にむけては一般受けしそうな品もご用意する予定です。

たとえば植物モチーフとか。

……。

みんな大好き食虫植物です。
非常に一般的な種をふたつ選んでハンコにしました。


ハエトリグサ(ハエトリソウ)は北米原産の食虫植物。柄が長いものや短いもの、赤い葉や大型のものもありますが、すべて品種改良によって生み出されたものだそうで、生物学上は Dionaea muscipula という1種なのだそうです。

葉の内側に3本の細い毛が生えており、これに昆虫が2回触れると葉が閉じます。誤作動を防ぐため「2回」触れないと機構が働かないというのが何ともハイテク。


ウツボカズラも代表的な食虫植物です。今回彫ったのは Nepenthes rafflesiana という、国内で最初に導入されたごく一般的な種。

種類にもよるのですが、ウツボカズラの捕虫袋は2つの形があります。
地面から離れた位置にできる袋はラッパ状になるのに対し、地面の際にできる袋は丸型で、2列に並んだトゲのあるヒレは昆虫が登りやすいよう梯子の役割をはたすのだとか。


今回のハンコは、コースターやポストカードになる予定です。
暑中見舞いなどにどうぞ。