昨日の日記
ですます調の気分じゃなかったので、今日は口調を変えてみました。
演劇をしている友人の舞台を観に行く。
少し早めに家を出て、門前仲町の富岡八幡宮骨董市に寄ることにする。
お目当てはガラスびんだが、最近は高騰しているようで、いいデザインのものは値段も相当。壺形のピースシロップ(コップなし)が4500円、ピューア水(皮膚薬/箱つき)が3000円などなど。一応、仕事中の夫にメールを送り、「ぼったくりだねー」と意見の一致を見たため、見送る。
結局、買ったびんは「ほまれ染」(染料びん)1個のみ。直径3.3cm、高さ4.4cm。
気泡だらけのガラスと、蓋に書かれたフォントが可愛い。500円也。
かぶっていた帽子に似合うブローチを見つけたので衝動買い。こちらも500円。
電車の中で、それまで付けていたレース編みのコサージュと付け替える。季節外れに暑いとはいえ、レースだと夏物っぽかったので外して正解。
骨董市のあとは池袋で昼食をとり、中板橋の会場へ。
「『褐色鳥猫団』旗揚げ解散公演」って何ぞ? と思ったら、どうやら普段は別の劇団に所属してる人たちが方々から集まって、一度限りの舞台をつくる、ということらしい。
友人から連絡メールのあった今月上旬に公演ブログを読んだら、まだ台本ができていないと書かれてて少々不安になったが、ちゃんと笑いあり涙ありで面白かった。
にしても台本完成から2週間足らずで仕上げる役者さんたち凄いな。
舞台『5分後の人 2011』は、こういうあらすじ。ツッコミどころ満載な気もしないでもなかったけれど、芝居の脚本ってこういうものだし、まあいいか。
乗り換え駅の池袋で無駄遣い。
魚の形のピンセットを購入する。細かい作業には向かないけれど、魚の骨取りに使えそう。
銀色・黒色・金メッキの3種類あり悩んだが、たてつけの一番いいのを選んだ。
次の乗り換え駅の大手町でも無駄遣い。
丸の内オアゾの丸善に行き、松丸本舗で穂村弘『にょっ記』『にょにょっ記』を立ち読みする。フジモトマサルの挿絵がいいなあ。欲しいなあ。けど、この本は古書店で出会うべき本な気がするので、縁が来るのを待つことにする。それより短歌作ってよ穂村弘。
『猫』という随筆集を見つけて本棚から引っぱり出したら、クラフト・エヴィング商會の装丁だった。隣にはこれの文庫版と、同じく文庫の『犬』もある。
装丁や版組は単行本のほうが明らかに良い。けど、1600円出すなら文庫2冊買うべきか。ここでも悩み、我が家の本棚事情(ぎゅうぎゅう詰め)を思い出して文庫にした。
- 作者: 大佛次郎,有馬頼義,尾高京子,谷崎潤一郎,井伏鱒二,瀧井孝作,猪熊弦一郎,クラフト・エヴィング商會
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/11/24
- メディア: 文庫
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本屋を出たら日が暮れかかっていて、あわてて地下鉄に乗り込んだ。
たまに都内に出ると、楽しい。