びんぶた改

フタのない瓶は持ってるけど、木彫りで作るほど暇じゃないよ! という方にお勧めなのがこのフタ。

紙製です。

   


細く切った紙を、ぐるぐる巻きつけて側面を作ります。
糊は、紙がヨレヨレになりにくいスティック糊を推奨。
紙の厚みはコピー用紙くらいを目安に。

側面の厚みが1〜2mmくらいになったら、丸く切った厚紙を木工用ボンドで貼りつけて上面にします。厚紙は2〜3枚重ねると丈夫になります。

仕上げに色を塗ったり、包装紙などでおめかしして完成。


手前のまるい瓶(クラブ化粧品のクリーム瓶)は、側面にマスキングテープを使用。てっぺんの半球は、足を切断したボタンにマスキングテープを貼ったものを接着しています。

奥の円筒形ビンに使ったのは木口テープ。木口(こぐち)テープとは、薄く切った木製のテープで、本来は合板などの断面を隠すのに用います。これをステインで着色してから貼りました。
上面は、去年やってた展覧会のチラシを活用。スロヴァキアの切手柄です。


内側に紙を貼ると、その分フタがきつくなるので、側面を作る時に少しゆるめに紙を巻くのがコツです。
コルクシートを内側に貼ると、安っぽさが軽減されます。