バターナイフ

前回の記事で犠牲になったまな板、木肌の一部が違う色をしています。ここは心材といって、木の中心部に近い部分。樹種にもよりますが、辺材(樹皮に近い側)より色が濃くて堅いそうです。


この部分を利用して、バターナイフを彫りました。長さ15cm。


   


表(写真左)は辺材の白い色、裏(写真右)は心材の茶色い木肌が出ています。
心材と辺材とでは吸水性に差があるので、本来はどちらかのみで作らないと歪むのかもしれませんが・・・。まあ、この程度の小物ならほど問題ないと思います。たぶん。


写真では見えづらいですが、今回はやすりがけを#400だけにして、刃物の跡を残してみました。手作り感があっていい感じです。
使いやすさも上々でした。



このほかにも朴のスプーンやら豆皿やら作っているのですが、そこらへんはまたの機会に。
・・・1日1本、スプーンが増殖している現状をどうしたものか・・・。