余は如何にして偏光板を手に入れし乎

前回の万華鏡に使った偏光板って、普通はどこに売ってるんでしょうね。
高価ってほどでもないのですが、ネットで買うのはためらってしまいました。うまくいくかもわからない試作品に千円以上払うのもなあ…。しかも内訳の半分が送料。


では、別の方法で偏光板を入手しましょう。
今回の犠牲者は、百均で買ったキッチンタイマーです。

商品名は『スタイリッシュキッチンタイマー』。大きな液晶画面(ここ重要)がスタイリッシュです。
なぜ重要かというと、液晶画面には偏光板が使われているから。
液晶画面が大きければ、電卓でもデジタル時計でもパソコンでもテレビでも構いません。(ただし、最近のスマホ等の液晶画面には、別の種類の偏光板が使われていることもあるそうです。)
計画では壊れた基礎体温計を分解するつもりでしたが、外装が頑丈すぎて壊せませんでした。
百均の品は破壊しやすくていいですね。


キッチンタイマーから切り離したモニターを横からみた写真。
電気を通す膜(見えないけど、そういうのがあるはず)を2枚のガラス板で挟み、さらにそれを黒っぽいプラスチック板で挟んであります。この黒い板が偏光板です。


偏光万華鏡は、この板をカッターで剥がして使用しました。


問題は、接着面のベタベタが取れない事で…。
しかも、画面奥側の偏光板は、光の透過を防ぐために銀色シールが貼ってあるため、もれなく両面がベタベタです。


除光液を使ったら、案の定偏光板がひび割れました。試してないけど、シール剥がし液も駄目そうな予感。
また、お湯で洗っただけでも熱で板が曲がります。
セロテープの粘着面をベチベチ当てても無駄でした。


この問題がクリアできたら、あらためて偏光万華鏡の作り方を掲載したいと思います。
いやまあ買えばいいんだけど、偏光板って普通はどこに売って(以下、冒頭に戻って無限ループ)