Amanita muscaria

『食用きのこ図譜』展、最後の展示品はベニテングタケです。
「それ食用じゃない!」と突っ込んだ方はご明察、これは毒キノコです。
でも、一部の地域では塩漬けにして食べることもあるそうです。ただし塩漬けにしても毒が抜けるわけではないのでご注意を。
意外と死亡例は少ないそうですが、中毒すると嘔吐だの精神錯乱だの酷い目に合うので、食べないことをおすすめします。

良く似たキノコにタマゴタケ(右の絵)があり、こちらは食用になります。
テングタケとの相違点は白いイボがないこと、傘の裏と柄が黄色いこと。
もっとも、テングタケのイボは雨で流れることもあるそうなので、基本は柄の色で判断するみたいです。
野外で見かけても、区別できるか自信ありません…。


さて、今から展示品の搬出に行ってまいります。
足を運んでいただいた皆さま、このブログを見て下さった方々、ありがとうございました。

さ、maroneさんできなこチーズケーキ食べるぞー!(売り切れてなければ。)