缶バッジ
自販機でコカ・コーラを買うと缶バッジが付いてくる、というキャンペーンをやってたので、たまに挑戦しています。
当然と言えば当然ですが、いい柄のバッジはなかなか出てこない…。
いらない柄のを分解して、オリジナル缶バッジを作ることにしました。
ペンチを使うと金具がへこみそうなので、手で注意深く(かつ力尽くで)台座をはずします。
バッジの表面をはがしてみたら、ちょっと錆びてました。気にしないことにします。
はずした表面の代わりに好きな柄の紙を貼り、元通りに台座をはめれば缶バッジが出来るはずです。
薄い紙やマスキングテープでコラージュするなら、バッジの表面にそのまま貼ってしまえばOKですが、厚みのある紙は縁がうまく貼れません。
そんな時は、紙を濡らしてから貼りましょう。
食品ラップを敷いた上に、貼りたい紙を裏返しに置き、霧吹きなどで十分に濡らします。
紙全体が水を含んだら、余分な水を拭いて缶バッジの金具を置き、茶巾絞りの要領でラップごと包んでねじります。
柄の中心がずれてしまったり、縁に均等にしわが寄らなかったりしても、紙が濡れている間なら修正可能です。
そっとラップをひらいて、指先で位置を直してください。
この時、表面にはなるべく触らない方が吉。印刷がはげたり、乾かしたときに紙が毛羽立ってしまいます。
紙の端を金具の裏側にいせこんだら、ラップをはがして乾燥させます。
この時も表面を触らないようにご注意を。
そういえば、図書装備講習でラミネートフィルムをもらったな…と思いだしたので、バッジの表面に重ね貼りしました。これで水に濡れても大丈夫。
(代用品として、荷作り用の幅広透明テープが使えるのではと思います。)
台座をはめて完成! 金具と台座に隙間ができそうなら、金具の内側にボンドを塗ってからはめれば安心です。
紙が厚くて台座がはまらない場合は…がんばってください。
家の柄は、骨董市で買ったZwicky社の糸の芯。てっきり筒に糸が巻いてあるのかと思ったら、丸めた厚紙が芯になってました。
中央は手描き。耐水性ペンと透明水彩でビンを描きました。
目薬びんに新薬、イトイラズのびんもあるよ!
右側のバッジは、クラフト紙に消しゴムはんこを押してあります。フィルムのかわりにニスを塗ったら、蝋引きのような質感になりました。
雑誌の切り抜きや切手、お菓子の包み紙などをバッジにしても面白いのではないかと思います。
元々の缶バッジデザインを手掛けた人にはちょっと悪いけれども。