どんぐりレポート

いそはえとり「虫を撮りに隣町の公園へ行くけど、一緒に行く?」
ひよまめ「行く行く。スダジイのドングリを拾いたいです」
というわけで、木曜はドングリ拾いをしてました。



去年までは、近所にスダジイの木があったのですが、道路拡張の工事で伐られてしまいました。くっ、我が家の貴重な食糧(?)を…!


それにしても、今年はドングリが不作です。
クヌギはほとんど実をつけず(前回の記事ではドングリの殻斗を拾いまくってましたが、あれは例外的に豊作の木を見つけていたからです)、コナラは極小のドングリばかり。
加えて、先月の台風で青い実が飛ばされたり、枝がへし折れていたりします。
今冬は、不幸なハラペコ熊が市街地に下りてくるトラブルが続出しそう。

異常気象が原因か? と疑ってしまいますが、ブナ科の木はもともと、豊作と不作の年が極端に訪れるそうです。一説には、わざと不作の年を作ることで天敵の数を減らし、翌年以降に食害にあうのを防ぐ効果があるのだとか。
もっとも、今年みたいに様々な種類のドングリが一斉に不作ということは、気象も影響しているのかもしれません。
安定的に実をつけるマテバシイシラカシすら、今年は少なめでした。


お目当てのスダジイも今年は不作。数時間歩いて、拾った実はわずか50粒ほどでした。しかも10粒ほどは虫食い。ゾウムシ幼虫がコンニチワしてる画像が見たい方は、夫ブログへどうぞ。


そんな中、ちょっと変わった実を拾いました。三つ子です。

   

残念ながら、ドングリの中身はカビてたり干からびてたりで、食べられる部分はありませんした。