ぐだぐだ木皿づくり講座:準備編


せっかく治具を作ったのだから、木彫りの実用品でも彫りましょう。


ってわけで、木製の小皿を作ります!


…実を言うと、小皿を彫ったのは1年前なんですけどね。製作過程を写真に撮ったものの、編集が面倒でお蔵入りしてました。
右の画像に見覚えあるひとは相当な記憶力の持ち主。


今日は準備編です。用意するものはこちら。


   


治具、滑り止めマット……治具昨日の記事参照。メッシュ状の滑り止めマットは、家具等の滑り止めとして百均で売ってます。ゴムのシートでも何でもいいけど、なんか敷いた方が安全。
掃除が楽だからと紙を敷くと、滑ってかなーり危険です。


●彫るもの……今回はホオ(朴)材の円盤、直径11cm×3cm厚。柔らかい木のほうが彫りやすいですよ。
円盤が手に入らなければ、四角い板を丸く切っても可。私だったら角皿にしますが。


●彫刻刀……本当は丸ノミを使うべきでしょうが、そんなん持ってないので彫刻刀。写真の小刀は使いませんでした。


●紙やすり……#120(荒目)、#240(中目)、#400(細目)ぐらいがあるときれいに仕上がります。柔らかい木を彫ったらササクレが目立ったので、必死になめらかにしました。
樹種によっては、彫り跡を残すのも手ですね。その場合は#240以上を使用。


●要らない布と生クルミ……仕上げに磨くのに使います。家具だったらオイルステインでもいいのですが、一応食器なので安全な素材を。
クルミを布に包んで、ゴシゴシこすれば油が沁み出てきます。



写真にないけど、軍手があると手が痛くなりにくいです。あと、やすりがけのときにマスク。
さーて、次回は彫刻編です。需要がある記事かどうかは気にしません!