jig

木材などの固いものを彫るときには、『治具(ジグ)』という台の上で作業します。
どういう代物かというと、コレ↓。


   


板の両面に一本ずつ、角材を貼っただけのモノです。撮影の都合上イスの上に置いていますが、本来は机の上に乗せて使います。
下側のでっぱり(角材)を机のへりにひっかけ、彫るものを上側のでっぱりに押しつけることで、手元が安定して彫りやすくなるという、原始的かつ便利な道具。
上側の角材に切れ込みを入れることで、彫るものが円形でも安定します。


画材店や一部のホームセンターなどで売ってるようですが、私のはお手製です。カッターマット(A4サイズ)が乗るように、大きさは30cm角。
裏返せば製本に使う寄せ盤(紙の束の端を揃える道具)や、画板がわりになります。