昔とった杵柄が来ない

近所の手芸店でセールが始まったので、気になっていたものを買いました。
タティングレース用のシャトルです。

タティングレースとは、ヨーロッパの伝統的なレース編みの手法です。シャトルと呼ばれる糸巻きを使い、糸を結んで作るため、かぎ針編みより細かくて張りのあるレースが作れます。詳しくはウィキ先生の解説をどうぞ。


タティングレースをやるのは実に8年ぶりです。
学生の頃、友人らと共謀して作った手芸サークル(別名「作品をフリマで売って荒稼ぎする会」)が学祭で手芸講座を催すことになり、部長の一存でタティングレースを覚えたのでした。
「こんなやっつけ仕事で講師を務めて良いのだろうか…」とか思った記憶があったりなかったり。それなりになんとかなりましたけどね。


すっかりやり方を忘れてるので、とりあえずシャトル一個とモチーフ集(入門用の、簡単な図案が6個ほど書かれた紙)を買い、ちまちま練習しています。
写真右端にあるのがシャトルです。シャトルの大きさは縦6.5cmくらい。

   

練習用ということで、糸は太めの#20を使用。図書館で借りた本によると、普通は#40〜#80を使うみたいです。
にしても、目の大きさが揃ってないのでいびつですね。もうちょっと頑張ろう。


タティングレースってわりとマイナーな技法だと思うのですが、普通の手芸店でシャトルを扱いだしたということは、誰かブームを仕掛けたのでしょうか? 来年あたりには、もっと一般的になってるかもしれませんね。