団栗むいちゃいました

懲りずにドングリ話です。しかもしばらく続きます。



去年の今ごろはマテバシイからデンプンをとるべく、生のドングリを必死でかち割ってました(その頃の日記)。
今年はデンプン以外の成分も極力残したドングリ粉を作りたいと思います。


マテバシイの殻はスダジイと違って厚くむきにくいので、茹でてから殻むきをすることにしました。
10分ほど茹でたものを、ペンチを使って殻を割ります。力加減を間違えて、いくつかのドングリは飛び散ってしまいました。台所中に殻が四散して掃除が大変そう。
たいてい渋皮も一緒に剥けてしまうので、渋皮煮にはできなさそうです。


栗みたい。中身はほとんど生です。

   

うまくいけば甘露煮になるのではないかと思い、アク抜きのため何度も茹でたのですが…何度水を変えてもアクが出てきます。
しかも全然火が通りません。

業を煮やして圧力鍋に投入しました。
…煮崩れた!

   

味見をしたけど、ちょっと渋味が抜けてない感じ。
砂糖を加えて煮詰めてみましたが、やはり栗には劣るなあ…。



余談。
殻のまま圧力鍋で加熱したら、どす黒くなりました。
煮崩れないけれど、渋いです。
食感は、ホクホクしてていい感じです。まずいけどね。

   

次回はこの黒ドングリのアクを抜いて粉にします。