豆レポート

さて、今回拾った漂着物の報告です。


いそはえとり「いっぱい落ちてると思う? 青い貝とか。」
ひよまめ「あるんじゃないかな。青い貝とかクルミとか。」
いそはえとり「そりゃあクルミはね…」

なんて会話をしながら海に出ましたが、最大の収穫物はその30秒後に見つけてしまいました。

モダマだー!

   

   

正確にはコウシュンモダマのようです。
日本では八重山地方に自生しているらしいので、そこからきたのでしょうか。それとももっと南の国から?

4.7cm×3.8cm、厚みは約1.7cm。
本州でモダマ類を拾うのは初めてです。台風すごい!



こちらはテリハボク(左)とモモタマナ(右)。

   

テリハボクは、一瞬スーパーボールと見間違えました。海水に漬かって変質したスーパーボールって、だいたいこんな色をしています。
モモタマナはいくつか見つけましたが、一番状態のよい一個だけ拾いました。


   

左の4個はハマナタマメ。このうち黄土色の3つは、同じ場所で立て続けに拾ったので、もしかしたらこの浜に自生しているのかもしれません。
水分を吸ってしわしわになった右の豆はタカナタマメのようです。ちょっと柔らかくて嫌な感じ…。


   

左のワニグチモダマは、前回の記事で紹介した子です。右はイルカンダ。
イルカンダも、本土初拾いです。それにしても変な名前。沖縄での呼び方が、そのまま標準和名になったようです。


最後に「青いもの」シリーズを。夕方に撮ったので色が微妙です。

   

ビンは直径1.8cm×6cm。思いっきり「産廃」感が漂ってましたが、綺麗だったし中身が入ってなかったのでお持ち帰りしました。
たまに中身入りの怪しい薬剤が落ちているので、そういうのには触りたくありません。
豆電球は、ビー玉かと思って拾ったもの。
アサガオガイは、1㎝に満たない小さなものばかりでした。
写真を撮ったときはまだクリーニング途中だったので、なにやら生臭い…。


以上、ビーチコーミングの成果でした。
台風が直撃するのは困るけど、もう一回ぐらい来ないかな…。直撃は困るけど。
(大事なことなので二回言いました)