スツール改修

10年前、一人暮らしを始めた時に買った椅子をペイントし直しました。


…という記事を書こうとして、塗る前の写真を撮り忘れたことに気付きました。どこがどう変わったのか説明できないじゃないか!

元々は、白木に透明ニスの座面と、いかにもアルミな銀色の脚をしていました。
なんというか、ニトリとかイオンの家具売り場で売ってそうな感じのアレ。
さすがに10年も使っていると、座面のニスが剥げてガサガサです。水こぼしたりしてるしなあ。

   

脚はアクリル絵の具でセピア色に塗ってからニスを重ねました。ニススプレーの予定でしたが、詰まるわムラになるわで断念。ハケでちまちま塗りました。

座面は、ひたすら紙ヤスリをかけてニスを剥がし、ステインで着色後にオイル仕上げしています。
塗装用のオイルを買うのが面倒だったので(そもそも近所に売ってない)、台所にあったオリーブオイルを使用。木の食器なんかもこれで手入れしてるし、特に問題はありません。たぶん。
不要な布に油をしみこませて、延々と磨きます。終わったら乾いた布でさらにゴシゴシ。

いい具合に寂れた、古道具屋にありそうな雰囲気になりました。



余談。
アパート前で椅子の撮影をしたあと、玄関先の階段にて、結婚飛行を終えたばかりの女王アリと目が合いました。
身づくろいを始めたと思ったら…。あ、翅を落とした!

写真は翅を3枚落としたところ。
このあと、彼女は残りの一枚をつけたまま去っていきました。
巣穴を掘る場所が早くみつかりますように。