籠を斬る:後編

本日は、前回ぶった切ったカゴの上半分を改造します。
ドーナツ型の形状を利用して何か作れないか悩んだものの、結局フツーに底をつけることにしました。


段ボールにコルクを貼ったものを底にします。
コルクシート(写真の左側に写っているロール状のがそれです)は以前百均にて購入しました。

カゴの切断面に木工用ボンドをたっぷり塗って、段ボール底を貼り付けます。
切り口が湾曲していたため、段ボールもそれに合わせて曲げ、ボンドが乾くまでヒモで固定しておきます。

   


仮固定用のヒモをはずしたら、段ボールの切断面をレースで隠します。
レースの縁を糸で縫っておき、段ボール側面に木工用ボンドで貼ってから糸を絞ります。こうすると曲面にもうまくフィットします。

   


次は内側。こちらも材料は段ボールです。
段ボールは少し大きめに切り、底にはめては余分をカットして微調整…を何度も繰り返して形を整えました。

段ボール底ができたら、布を貼ります。
底よりも2cmほど大きく布を切り、ふちを大雑把にぐし縫いして、ギャザーを寄せます。
裏面はこんな感じ。見えない部分なので、見栄えが悪くても気にしません。

   

これをカゴの内側に敷けば完成!

   

うーん、カゴと布の色が合ってない…?
と思ったので、別の底も用意しました。こちらはレトロ臭い小花柄。
内底はカゴに固定していないので、気分に合わせて変えられます。
麻ヒモや毛糸を楕円に編んで敷いても似合うかもしれません。


長径35cm、高さ10cm。
おもったより底がしっかりとくっついたので、重い果物などを入れても大丈夫そうです。