天空の音楽


実家に住むもう一匹の猫様、銀之介。もと野良ネコだったため正確な年齢はわかりませんが、もしかしたら20歳オーバーかも。
うちに来たときはガチムチだったのに、いまや脂肪のかたまりに。


母が目黒の庭園美術館まで有元利夫展を見に行くというので、便乗してきました。
庭園美術館(旧朝香宮邸)はアールデコ様式の瀟洒な建物で、絵を見たり内装を見たりと忙しい展覧会でした。


独特な世界観のフレスコ画で知られる作家ですが、ほかにもブロンズや木彫、陶芸などの作品も展示されており、多才さが伺えます。


この人の描く人物像を見ると、コミック版『風の谷のナウシカ』の7巻に出てくる「墓所の貯蔵庫の番人」を連想してしまうのですが、ひとに話しても「誰それ?」となりそうなので、口に出したことはありません。