医学とゲージツ

友人らと森美術館の企画展『医学と芸術展』を見に行ってきました。


個人的なお目当てはフランシス・ベーコンの絵とダ・ヴィンチの解剖スケッチ。
ベーコンは「最後の宗教画家」と言われた人物で…ということと、数点の絵しか知らなかったので、一度見てみたかったのです。が、見てもやっぱり難解でよくわかりませんでした。「自分が絶対に使わない色づかい」の絵は、とても面白いです。
ダ・ヴィンチの方は、思っていたより小さな紙に描かれていて驚きました。絵も文字も細かいです。肝臓の血管を描いたスケッチは、見ている方が目を回しそうな神経質さで描かれていました。


他にも、各時代の義手や義足、生死をテーマにした作品や、遺伝子操作により作られた「光るウサギ」を映したビデオなど、古今東西の様々なものが文系理系ごちゃまぜで一堂に会していました。こういう変な切り口の展覧会は大好きです。