散財日和

ひよまめ「演劇やってる友達が西荻窪で公演するんだけど、行ってきていいですか?」
いそはえとり「いってらっしゃーい。あ、西荻窪といえば骨董屋だよね。目薬ビンあったらよろしく」


マフラーするの忘れたけどいいや、と思いながら出かけたら、雪に降られました。
寒ッ。しかも自販機で買ったお茶がぬるいッ!


いやだいじょうぶ歩いていれば寒くないハズだと自分をだましつつ、交番でもらった「西荻窪アンティークマップ」と「西荻まち歩きマップ」をにぎりしめたのでした。
駅についたのが12時前、この界隈は昼過ぎに開店する店が多いようで、「CLOSE」の札がかかった扉もちらほら。開演時間の2時まで、ウィンドウショッピングと下見をしました。目薬ビンも見つけたけれど、3000円と割高だったので断念。そのお金で、海に行く高速料金が払えるからね…。



今回観た劇は『虹の架け橋』というコメディでした。彼女が役者をやっていることは最近知ったので、演劇ユニット「夢のかけら」の公演を観るのも初めてです。物語は、主人公が住む下宿先の買収をめぐる、地上げ屋とのドタバタ劇。面白かったです。でもって、彼女が大きな声を出すところを初めて見ました。



観劇後の彷徨で買いあさったのが以下の品々。
劇場「がざびぃ」にほど近い骨董屋で、パイロット社のインク壜を買いました。この前拾った壜のサイズ違いで、箱付きです。700円は高いのか安いのか悩むところではあります。


次に見つけたのはモダマの莢(さや)。写真の後ろにある巨大な物体です。モダマといえばビーチコマーの憧れの星! いそはえとりさんが以前から欲しがってたものです。値札には「パングラ豆」とあり、モダマなのか自信がなかったので、仕事中の夫にメールして聞いてしまいました。すぐには返信が来ないだろうと思い、いったん店を出て他の店を物色することに。


骨董通りにある店でも目薬ビンを発見。金魚鉢みたいな器にごろごろ入っていて、どれでも一つ840円でした。延々悩んで2本を購入。でも写真左の小壜は目薬ではないような気がします。右側は、売ってる中で一番大きいものを選んでみました。長さ9.2cm。


   


で、パングラ豆のことなどすっかり忘れて電車に乗ったころ、「モダマやー! 買ってー!」と返信があり、あわてて舞い戻ったのでした。
夕闇の八幡通りを猛ダッシュする怪しい女を見たならば、それは私でございます。