今日こそは
昨日行きそびれたのは、杉並区郷土博物館の企画展『硝子壜の残像 〜ガラスびんに映った杉並の風景〜』です。7月から開催していたというのに、この展示のことを知ったのが今週になってから。夫は仕事があるため、私ひとりで行ってきました。開期はあさって(10/18)までです。
この展示では、明治以降のガラスびんの歴史とともに、杉並区に関わりのあるびんを紹介しています。昭和初期には杉並に牧場があったそうで、当時の牛乳瓶なども展示されていました。
国産第一号のビール瓶や黎明期の化粧水びん、ニッキ水やラムネの壜など、どう考えても私の知らない世代の品々なのに、どうしてこんなに魅力的なんでしょうか。いつか海辺で拾えないかなあ。骨董屋めぐりをしないと無理か…いや、それは散財しすぎる可能性が…うー。
展示にあたっては「びん博士」として知られる庄司太一氏の資料提供を受けたとのこと。びん博士の存在を知ったのは高校生のころ、こちらの本によってでした。
- 作者: クラフト・エヴィング商會
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/11
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展覧会の話に戻りますが、展示以上にすばらしいのが図録。写真に加え、製びん法の変遷や時代背景などが詳しく載っていて、非常に興味深い資料です。