バンクシア

昨年末に作っていたハンコも無事に完成し、ポストカードに仕立てて「博物学者のおみやげ展」で販売中です。
あれは何の模様だったかというと、バンクシアの実です。マニアック!
約8cm×4.5cmと大きめのハンコですが、モジャモジャをなるべく細密に、みっしり描き込みました。


【バンクシアの実】
オーストラリアに自生するヤマモガシ科の樹木の実。袋果と呼ばれる堅固な実の中に種子が入っている。
多くは山火事等の高温に遭うことで弾け、中の種子を地表に落とす。
オーストラリアの乾燥した地域では山火事がしばしば発生するため、バンクシアには高温にさらされることを前提とした繁殖戦略を持つものが多い。


バンクシアの名の由来になったジョゼフ・バンクスという人物は、18-19世紀を代表する博物学者です。キャプテン・クックらと共に新大陸オーストラリアへ旅立ったとき、まだ25歳だったというから驚き。膨大な財力と行動力で、自然科学を支えた存在です。


バンクシア属は80種ほどありますが、そのうちの何種類かが「博物学者のおみやげ展」にお目見えしています。よろしければぜひご覧ください。

コーナー上部からぶらーんと下がっております。