ウミスズメ

先週、今年初のビーチコーミングに行ってまいりました。

水仙や菜の花が満開でびっくり。南房総は春でした。


海では貝殻やウニ殻を拾ったり、漂着ミカンを撮ったり。
つまりは目立った成果がなかったということです…。


ミカンとたわむれていたら、夫がウミスズメの干物をプレゼントしてくれました。


この魚の耳石ってどうなってるんだろう…とふと疑問に思ったので、持ち帰って煮てみることにしました。
耳石だけではなくて骨格にも興味があったのですが、ひと晩水に浸けてから茹でたら、あっという間に瓦解してしまいました。
頭蓋骨も背骨もばらばら。鎧のように堅固なウロコで体を支えているからか、骨はかなりもろいようです。耳石も見つかりませんでした。

あとに残ったのはウロコばかり。厚みは1mm以上あり、プラスチックのような質感です。
おなか側のウロコを光にかざしたら、ステンドグラスのように綺麗でした。