粘菌アクセサリー、ふたたび

前回と同様手法で、テングタケ類のほかにジクホコリも作ってみました。


今回は作り方もご紹介します。


まず、粘土で形を作ります。
写真の奥に写っている半透明の物体は、型を取るのに使った樹脂。型を作っておくと、大量に複製できるので便利です。


乾いたら、子嚢の部分に薄くボンドを塗り、砂をかけます。
今回は「なぜか持ってる」砂浜の砂を乳鉢ですり潰して使いましたが、ジオラマ用の砂や日本画で使う鉱石粉末を使ってもOK。以前、タマジクホコリを作った時は、水晶の粉末(#4)で子嚢のザラザラ感を表現しています。


余分な砂を落としたら、銀色のマニキュアでコーティング。
百均の安物マニキュアで十分です。


最後に、アクリル絵具で着色したら完成!
絵具は、「透明」または「半透明」と書いてあるものを選びます。不透明の絵具を使うと、マニキュアの銀色が透けないので注意。
また、絵具のなかにはパール調になったりラメ入りのものもありますが、樹脂に封入すると屈折の関係で消えてしまうことがあります。
ジクホコリの軸(柄)は白色ですが、陰の部分を淡く着色すると立体的に見えます。


では、今回のジクホコリもレジンに封入してアクセサリーにしましょう。
こんな感じになりました。


背景の英字に、「テングタケの毒性が云々」と書いてあるのはご愛嬌。似たデザインでベニテングタケのアクセサリーを作ろうとしてた時の名残りです。