例によって適当染色

台風一過からの数日間、びっくりするぐらい涼しくなりました。
これは、アレをする絶好の機会かも!

アレというのは、染め物です。
ちょっと前に、夫の取引先(=農家)から大量の紫タマネギをいただいたので、その皮で草木染めをしようと企んでいたわけです。
でも暑いときに煮炊きするのは億劫で、材料を揃えたあとは放置してました。


約1リットルの水で、約10gのタマネギ皮を煮出します。できればたっぷりの水で染液を作りたいところですが、鍋が小さいので仕方ありません。
媒染液はミョウバンと鉄を用意。濃度は超適当です。

紫タマネギの皮なら、紫に染まるかな…と思っていたら、普通のタマネギと変わりませんでした。

   

今回染めたのは50cm角のシーチング生地(木綿)、フェルト用の原毛約18g、麻混の糸10m×3本。

黄色…というかカレー色のがミョウバン媒染、糸のうち茶色っぽいのが無媒染で、緑褐色のは鉄媒染です。
ミョウバン媒染したあとの染液で鉄媒染をしたので、ちょっとミョウバン成分が混じってしまったかもしれません。
同じタマネギ染めでも、媒染液によってかなり差が出ますね。


フェルト原毛は、高温で茹でると縮んでしまうので注意していましたが、それでも水洗いしたら半分フェルト化してしまいました。
乾かしたあと、ほぐしたり引っ張ったりで何とかなりましたが。


これで何を作るかは未定です。コースターを量産しても使わないだろうし、暑いとフェルト作業をするのも億劫だし…。またもや放置することになりそう。