染める

またもや思いつきで、百均の毛糸(綿麻各50%)を染めてみました。
染めるといっても、コーヒーで煮ただけですが。


煮ただけではすぐに色あせてしまうかと思い、鉄媒染にも挑戦。
媒染というのは、金属などが溶けた液体に染めた布を浸して、色を定着させることです。鉄媒染とかアルミ媒染とか様々あり、使う溶液によって、染めるものの色も変わります。


鉄媒染液は、錆びた鉄を酢に浸して作ります。本当はひと晩以上漬けて、どす黒くなった液を水で希釈して使うのですが、今回は待ちきれなかったので簡略化。

まず、錆びたネジだの金具だのを散歩の途中で拾います。食酢に1時間ほど漬けて、うっすら茶色くなった液を水で2倍程度に薄め、そこにコーヒーで煮た糸を1分程度浸しました。酸で糸が傷むので、よい子は真似しちゃだめですよー。
正しい希釈濃度と漬け時間は、そのうちに調べます(気がむいたら)。


媒染した糸を再度コーヒーに入れ、沸騰したらそのまま冷まして洗えば完成です。
ついでに、キッチンハイターで漂白した白い糸と、媒染せずに染めたもの(いったん乾かしてから、もう一回コーヒーで煮ます)も用意してみました。


   


合計4色。うっすらとしか染められないかと思ったら、案外いい色です。今回は各色2m弱しか染めなかったので、たいしたものは作れませんが、本気で染色に手を出しても楽しそう。